人中短縮ってどうやるの?
鼻の下の付け根あたりの皮膚を切除し、口輪筋をつり上げて短くする手術です。
鼻下から上唇までの長さが、2cm以上ある人が主な対象になります。
整ったバランスは、鼻下〜上唇 と アゴの長さ が 1:2 になる比率と言われています。
したがって、人中が長くても、アゴも長い人は、人中を短くするとアゴが目立ってしまう可能性があります。
また、鼻先を伸ばすことで、人中が短く見えます。
上の歯が出ている人や、上唇が厚めの人は、皮膚を切りすぎると、出っ歯(ガミースマイル)や唇の厚さがさらに目立ってしまったり、傷がひどく残りやすいです。
そのため、人中を短くするのではなく、鼻先を長くする施術 で、相対的に人中が伸びて見えないようにする方が推奨されやすいです。
人中短縮は切開の手術のため、一度行ったら元に戻ることはありません。
切って取り除いてしまったものは修正ができないので、失敗しないためには、唇裂手術経験のある形成外科医による丁寧な手術を受けるようにしましょう。
傷は1ヶ月〜3ヶ月ほどは赤く、半年ぐらい経つとだんだん目立たなくなっていきます。